溶剤塗料不足で今後起こりうる事態とは?外壁塗装への影響を解説
2026年04月09日(木)
近年、建築業界では「溶剤塗料の不足」が深刻な問題となりつつあります。外壁塗装においても例外ではなく、今後さまざまな影響が懸念されています。
この記事では、溶剤塗料不足によって今後起こりうる事態について、専門店の視点から分かりやすく解説します。
溶剤塗料とは?
溶剤塗料とは、シンナーなどの有機溶剤を含む塗料のことを指します。
特徴としては以下の通りです。
- 耐久性が高い
- 密着力に優れている
- 雨風や紫外線に強い
そのため、外壁や屋根塗装で広く使われています。
なぜ戦争で塗料が不足するのか?

ポイントは1つです👇
👉 塗料は“ほぼ石油製品”だから
① 中東=世界の石油の要所
イラン周辺には「ホルムズ海峡」という超重要ルートがあります。
- 世界の原油の約2割が通過
- 日本は原油の約9割以上を中東に依存
つまりここが止まると…
👉 日本に原料が入ってこない
② 石油が止まると塗料の原料も止まる
塗料に使われる主な原料はすべて石油由来です👇
- トルエン
- キシレン
- メタノール
- ナフサ
実際に、戦争の影響で
👉 これらが「出荷制限+価格急騰」しています
③ すでに「溶剤不足」は始まっている
現状どうなっているかというと…
- 溶剤(シンナー系)が品薄
- 4〜5月に入手困難の可能性
- 石油化学工場が減産
👉 つまり
塗料そのものが作れない状態に近づいています
現在の塗料不足にはいくつかの要因があります。
1. 原材料の供給不足
石油由来の原料価格が高騰し、供給が不安定になっています。
2. 世界情勢の影響
海外からの輸入に依存している原料が多く、国際情勢の影響を受けやすい状況です。
3. 物流の遅延
輸送コストの増加や人手不足により、安定供給が難しくなっています。
今後起こりうる5つの事態
① 塗装工事の価格上昇
塗料の仕入れ価格が上がることで、外壁塗装の費用も上昇する可能性があります。
*今までと同じ工事内容でも「数万円〜数十万円」高くなるケースも。
② 工事の遅延・予約の取りづらさ
塗料が確保できない場合、工事そのものが延期される可能性があります。
- 着工までの待ち時間が長くなる
- 繁忙期はさらに予約困難に
③ 水性塗料へのシフト
溶剤塗料の代替として、水性塗料の需要が増加しています。
ただし、
- 耐久性や用途に制限がある場合もある
- 建物の状態によっては不向き
といった注意点もあります。
④ 品質のばらつき
供給不足により、普段使用しない塗料を使うケースが増える可能性があります。
その結果、
- 仕上がりに差が出る
- 耐久年数が変わる
といったリスクも考えられます。
⑤ 悪質業者の増加
市場の混乱に乗じて、
- 不当に高額な見積もり
- 品質の低い塗料の使用
などのトラブルが増える可能性があります。
今できる対策とは?
溶剤塗料不足の影響を最小限にするためには、早めの行動が重要です。
✔ 早めの見積もり・相談
価格上昇前に検討を始めることで、コストを抑えられる可能性があります。
✔ 信頼できる業者選び
実績のある専門店に依頼することで、
- 適切な塗料の提案
- 安定した施工品質
が期待できます。
まとめ
溶剤塗料不足は、今後の外壁塗装業界に大きな影響を与える問題です。
今後起こりうる主な変化は以下の通りです。
- 塗装費用の値上がり
- 工事スケジュールの遅延
- 塗料の選択肢の変化
だからこそ、「まだ大丈夫」と思わず、早めの対策が重要です。
熊本市で外壁塗装をご検討中の方は、専門知識を持つ
株式会社マンセル
までお気軽にご相談ください。
人気記事

【熊本市の外壁塗装】施工不良に注意!外壁塗装工事で起こりうる施工不良TOP5をプロが解説
【熊本市の外壁塗装】施工不良に注意!外壁塗装工事で起こりうる...

建築業の許可票はなぜ必要?外壁塗装で失敗しないための重要ポイント
建築業の許可票はなぜ必要?外壁塗装で失敗しないための重要ポイ...

熊本市の外壁塗装・屋根塗装のみを対象とする助成金制
いつもスタッフブログをご覧いただき誠にありがとうございます。...
カテゴリー
カテゴリーはありません
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]












